秋田内陸縦貫鉄道を撮影する!(鉄印その9)

秋田内陸縦貫鉄道

2023年9月11日(月)、由利高原鉄道を訪れた翌日は、大館6:09→鷹巣6:24着からの秋田内陸縦貫鉄道の旅です。

奥の白い建物がJR鷹ノ巣駅。駅前はシャッター商店街でほとんど人通りがありませんが、月曜なので通勤・通学の方が自家用車で続々と送られてきます。

6:59発の始発で南下しようとするも、またしても窓口営業は7:20からでフリー切符が買えず、車内販売も無し、とのこと。幸い「乗換案内」アプリでモバイル版(\2,400と\100安いです)を購入して事なきを得ましたが、ホントこれ、何とかしてもらいたいところです。

紫のAN-8802は昭和63年新潟鉄工製。結構古いんですね。同鉄道の車両は、このAN-8800形が9両、「笑EMI」AN-8905と「秋田縄文号」AN-2001(非貫通片運)の全11両の陣容。発車時には5-6人のお客さんが乗られました。

観光客らしいのは私のみでしたが、有名な田んぼアートが近づくと

停車寸前までスピードを落とすサービスがあって、思わず撮ってしまいます。これまで特に関心はなかったのですが、90度の位置に近づくに連れて浮かぶ絵柄はなかなかどうして楽しい! 絵柄の部分は作物として放棄しているようなので、頭が下がります。。どうやって色を着けるの?とか、何カ月ぐらい持続するの?とか、メンテナンスは?とか、素人には謎だらけです。

合川駅で交換の2両は目を疑うほど高校生満載でビックリさせられます。ローカル線あるあるですが、たくさんの利用客を見ると、なんだかホッとしますね。。

途中にも撮ってみたい場所はあったのですが、予定通り7:47小渕下車。

駅チカのお立ち台?で8:00の鷹巣行きを狙います。

黄緑色はAN-8809。キレイな色ですよね。好き。

側面のイラストが控え目なのがよいです。

さて、9:03の下り、9:52の上りを撮ってから、10:57に乗って阿仁合駅で鉄印をいただく計画なのですが、この場所でさらに二本撮ってもつまらんので、阿仁合方面へ歩きます。民家を抜けると、杉林バックに田んぼを行く直線が現れてラッキー!

真横の切り位置でカラスの急襲を受けたのは残念。。。

モロ逆光なので曇ったのも助かりました。

撮り放題。

午後の順光や別の季節もさぞ魅力的かと。また来たい。

9:52の上りはオレンジか、暖色系の単行なら最高!という期待も空しく、

予想通りさっきの2連の上り方の紺色が単行で来ました。。まあ、そらそうやろ。。

エエわあ、また来たいわあ。

小渕駅。なんとも愛らしい佇まいです。駅前のお家、昔は商店だったんでしょうね。

待合室の扉はガタピシで開けるのに一苦労でした。。

10:57、乗る列車を駅センで。

この貫通扉が白いのもオシャレで好きなんですよねぇ。

杉林バックの撮影地はなぜか列車が徐行していて、乗って分かったのですが、田んぼアートが施されていたのでした。角度が変わると全然気付かないです。。

阿仁合駅11:05/11:30で乗り継ぎます。駅併設のレストランこぐま亭でお昼をいただきたかったのですが、この時間では無理。。

角館行きは青色+橙色ですが、橙色の方は回送とのこと。車庫には

乗ってきた黄緑とか、AN-8905「笑EMI」とか、AN-8808「秋田マタギ号」とか、引退したAN-2000形とか、賑やかです。

駅の売店で缶ビールを買って南下。もちろん鉄印もゲット。オタク心をくすぐる各駅の鉄印があって、我慢するのが大変でした。ちなみに前に並んでた初老のお方は我慢できずに4000円弱の鉄印をお買い求めでした。ちなみに、私はグッズは基本買わないのですが、

ステッカー(\400/枚、三枚セット\1,000)を買っちゃいました。どれか貼ってるクルマを撮影地で見かけたら私かもです。三セクでも地方私鉄でも、ステッカー売ってくれれば喜んで買うのですが、見かけたのはこれが初めてかも、ってぐらい無いですね。

比立内で交換。上りは

オリジナル塗装のAN-8804です。これはこれでカッコイイ!

笑内(おかしない)駅とか、かかしのお見送りとか、

名所と言われている鉄橋とか、乗ってて飽きないです。ましてビール片手ですから、そりゃもうご機嫌!

一時間の乗り鉄を満喫して、12:28上桧木内(かみひのきない)下車。交換する上りは、

黄色のトップナンバー、AN-8801。沿線で撮りたかった。。。

16時台の急行に乗って帰るので自ずと下車駅が限られ、比立内の有名な鉄橋も選択肢としてはあったのですが、Google Earthのロケハンでこちらにしてみました。

撮る列車は2時間後。ちらほらロケハンしながら国道105号沿いにのんびり歩きますが、まあ暑い!

とかくナナメ遠景の写真が多くなりがちなので、ひねりがないと言えばそれまでですが、オーバークロスで正面気味にやることにします。

爽やかな黄緑色が来ました。

雲の陰落ちとか、

こういう絵柄だと気にならないです。

そう、高圧線が残念なんですよね。

上桧木内で交換なので、すぐ来る上りも、同じ直線で。

これにてほぼ終了。

上桧木内は紙風船で有名なんですね。暇なのでちょっと先の資料館みたいな所にも足を延ばしました。締め切りの駅の待合室は暑いもんで。

上桧木内は交換のついでに急行を停車させてる印象で、駅前人口も少な目ですし、降りた時も乗る時も上下列車ともに乗降客ゼロでした。

交換の上り。

乗る急行。

上桧木内16:13->16:41角館16:58-(こまち38号)->20:04東京で3日間の秋田テツ終了です。

また再訪を果たしたい路線が増えました。運転区間が長いので、撮ってみたい場所が多いこともありますが、飾らない里山風景が続く沿線に魅了されてしまいました。僅かな滞在時間でしたが、鉄道の方が来訪者を歓迎してくださっている感じがしたのも良かったです。何気に車両の外装がシンプルなのも大きい。次は冬に来たいかもなあ。

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