2023年9月10日(日)、男鹿線を訪れた翌日は、羽後本荘6:50の始発に乗って、由利高原鉄道の撮影に向かいます。
が、

窓口は7:30からで、始発で出掛けようとするとフリー切符が買えないという三セクあるあるです。。。
ホームで発車を待つYR-3003。


ワンマンの運転士さんに相談するも、車内での販売はなく、前郷か矢島まで行かないと買えないとのこと。朝の光線のいいうちに途中で降りて撮るつもりでしたが、作戦変更を余儀なくされました。始発から張り切ってフリー切符を求める客はほとんどいないのかもしれませんが、車内で売ってもらえると本当に助かるんですけどねえ。
どのみち終点の矢島へは鉄印をもらいに行くので、ここは気を取り直し、乗車を楽しみつつロケハンに勤しみます。黒沢と吉沢あたりが気に入りました。
矢島駅7:29着。



お祭りがあるようで、駅前で忙しそうに準備をされていました。ホームから車庫も見えます。
鉄印とフリー切符を無事手に入れて7:46発で折り返し。



片道\610のところ\1,100ですから、やはりお得。駅員さんが2枚渡してきたので、一枚返そうとすると、リピートキャンペーン中で、来年3月末までに再訪すると無料ですって! おいそれと来られる場所ではありませんが、こういうの嬉しいですねー! ちなみにこの車両はボックスシートにテーブルが備わっていて、なかなか便利。YR-3003は2014年新製のもっとも新しい車両です。
二駅戻った吉沢下車。

田んぼの真ん中にポツンとある駅がいい感じ。


30分後の下りは、羽後本荘側で、

稲穂を手前に。
後追い。

お次は矢島寄りへ歩き、


蕎麦の花を手前に。
おもちゃ列車は、

2連で来ました。まんだら雲もまた良し、ってことにしておきましょう。それにしても

見事な金の絨毯ですね。
さて、上の写真の左上の山に登って撮ってみようかとトライしましたが、アプローチで背丈ほどの草むらが迫り、あえなく断念。駅前のモンマートみうらというローカルコンビニで、本日一本目の缶ビールを購入。駅で列車待ちの間に美味しくいただきます。お店の方のお話では、しばしば撮り鉄の方が訪れるそうです。
乗る列車をホームから。駅センでこのクオリティ。

途中も撮ってみたい景色が点在していますが、前郷まで乗ります。ところでタブレットって、絶滅したものと思い込んでいましたが、こんなところに健在でビックリ!


曲沢寄りの田んぼで、再び稲穂アングル。

前郷で交換の上りは曲沢近くの第4種踏切で。

サギ1Bの乱入にビックリ。羽を広げて欲しかったのですが、そう何でもうまいこといかんわね。
田んぼの写真が多いので、曲沢ー黒沢の鉄橋で水辺の写真でも、と思ったのですが、今一つまとめきれず、黒沢駅まで来てしまいました。

この駅もフォトジェニックですなぁ。
変哲もない後追いも、

夏の雲を入れれば、味のある一枚に。
鮎川寄りの田んぼで、農道のカーブに惹かれたり、

背後の杉林の陰を入れてみたり。


車両が小さい写真が多いかも、と、少し線路に近づきますが、


写真がワンパターンですなあ。塗分け線と稜線がつながったのはただの偶然。
駅に戻る道すがら、ローソンで缶ビール2本目!
帰る列車の直前の下りは再び駅セン。



帰る車両は、昼間は動いてなかったYR-3002でした。

この白い顔の中央に色を入れる感じ、個性的で好きです。全五両のうち、YR-3001(緑)だけ撮れませんでした。
本来ならここからの光線がおいしい時間帯を撮影すべきなのですが、宿が大館なので、1621羽後本荘1633->1717秋田1730->1909で移動します。
駅舎改装中で縮小ニューデイズに「とりめし」があるはずもなく、食べ処谷地でおいしく親子丼をいただき、booking.comで\4.5Kだったハチのお宿ぬまだてハイツマルヨです。駅から20分ほど歩きますが、隣の温泉が無料でお値打ちでした。
由利高原鉄道鳥海山ろく線。どこにでもありそうで実はなかなかない、ローカル線の魅力がギュッと詰まったような沿線風景が実に好ましかったです。
そう言えば訪問中、鳥海山の姿を拝むことは叶いませんでした。次来るとしたら羽越線の貨物なんかと絡めて、かなあ。
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