伊予鉄道郊外線を撮影する!

伊予鉄道

2024年4月26日(金)、ANA583(羽田7:15-松山8:45、スーパーバリューセールで往復17K)で松山に飛び、伊予鉄道郊外線を訪問しました。リムジンバスで松山市まで。天気は予報通りの曇り。郊外線340円の切符を買って改札へ。

いきなり来ましたよ、700系!

カッチョエエなあ!

高浜へ向かう電車と郡中線の郡中港行きはともに平日の日中15分ヘッドで常に同時発車です。

さて、狙いは2025年2月から投入予定の新型車両で置き換えが予定されている700系(旧京王5000系)と2連2本しかない95年製自社発注車の610系の両方ですが、郡中線の運用に就いているか、15分ヘッドの発着を4本見送れば把握できるので、まずは駅でスナップしながら運用チェックです。

結果、郡中線は4本すべて3000系。今日は高浜・横河原線に集中していればよい、ってことで10:51発の横河原行きに乗車します。なんだか久々に聞いた気がする「車掌が車内に参りますのでご用の方はお知らせください」という放送があったので、乗り越しをお願いしたところ(郡中線へ向かうことも想定した運賃の切符だったので)、超絶懐かしい、

パチンパチンと穴を開けるヤツでした! こんなんまだあるんかー、スゲー! 乗り越しがクセになってしまいそうですが、いやいや、切符は目的地まで買いましょう。で、見奈良(みなら)駅下車。ちなみに多くの駅で委託っぽいご年配の駅員さんが集札をしていらっしゃいます。車内券は記念に欲しかったので申し出たところ、乗車記念のスタンプを押してくださいました。郊外線は2025年春から交通系ICカードの導入が予定されているので、このあたりは変化がありそうですね。

駅横に麦畑があったので、一本目はそこで。

お目当ての一つである610系が現れてホクホク。

折り返しは編成写真を撮るべく、田窪(たのくぼ)寄りへ。先に下りの3000系。

2024.4.26 11:47 伊予鉄道横河原線 田窪-見奈良(下り、後追い) クハ3302 40mm

見奈良交換の上り610系。

2024.4.26 11:48 伊予鉄道横河原線 見奈良-田窪(上り) モハ611 50mm

オリジナリティ炸裂のダサイ(=カッコイイ)610系、味があるにもほどがあります!

すぐ傍のファミマでおにぎりをいただき、次の交換はこんな感じで。

皆さんもなんとなく感じられているのでは、と想像するのですが、しばらく安泰なこの3000系が実にカッコイイのですよ。電車のデザインは単色塗装にしたときにその魅力が明らかになる、という名言があるのですが、まさにそれ。オレンジ一色に塗り上げたコルゲート付きのステンレスボディに、不良っぽい切れ長の2枚窓が大変かっこよろしい。大胆なIYOTETSUのロゴすらかっこよく見えるから不思議です。できれば一編成でもロゴ無しにすると、撮り鉄的にはテンションあがってなお良いんですが。

ふたヤマほど、さらに田窪寄りの開けたところで撮影します。

2024.4.26 12:16 伊予鉄道横河原線 田窪-見奈良(下り、後追い) モハ724 260mm

田んぼに水がなくて少々残念。

田窪駅を過ぎ、

さらに西へ。立派な農家のお屋敷に目を奪われます。

2024.4.26 13:00 伊予鉄道横河原線 牛渕-田窪(下り、後追い) モハ726 80mm

古びたコンクリの畔も独特で味がありますね。

2024.4.26 13:05 伊予鉄道横河原線 田窪-牛渕(上り) クハ3309 60mm

このあたり、まあまあ開けているのですが、ポールが南側で晴れるとむしろ撮りにくいのかもしれません。

610系、ほんとにダサカッコ悪くて大好き。

2024.4.26 13:50 伊予鉄道横河原線 田窪-牛渕(上り) モハ611 75mm

牛渕駅を過ぎて、麦畑が広がる場所へ。編成写真も良し、

ローアン麦アップも良し。

2024.4.26 14:52 伊予鉄道横河原線 牛渕団地前-牛渕(下り後追い) モハ724 80mm

クモハ・クモハ、たまらんね。

ご夫婦でお散歩を楽しむ姿とともに。

2024.4.26 14:52 伊予鉄道横河原線 牛渕-牛渕団地前(上り) クハ3304 180mm

牛渕団地前駅から電車に乗って、高浜方面へ移動します。湘南フェースは視界が広々してて気持ちいいです。

大手町で降りて市内線とのクロスを数カット。松山市-梅津寺(ばいしんじ)は複線です。

車庫のある古町(こまち)に試運転幕の3000系がホームに止まっていて、もしや、と駅センで撮れそうな山西(やまにし)で降りると、

2024.4.26 16:01 伊予鉄道高浜線 山西駅(下り) クハ3303 200mm

来ました! しっかり停車し、乗っていた車掌さんに、「どうやって知ったの?」と聞かれましたが、偶然以外の何物でもありませぬ。

海を入れて撮れる梅津寺駅は本来外せないのですが、この天気じゃどうにもならないので、一つ手前の港山(みなとやま)駅下車。

ちょい首カックンを撮り、

610系をいただき、

もいっちょ離合を捉え、

駅スナップに、

駅進入の面縦と盛りだくさん。

最後は、衣山(きぬやま)駅でさらに面縦を狙います。

どっちもカッコイイ! 3000系は銀縁がチャームポイントですね。京王5000系は単色だと窓がより大きく見えるのがカワイイです。平日の夕方で通勤通学の方がたくさん乗車されていました。

かなり暗くなってきたので、これにて終了。終日曇天には参りましたが、しょうがない。

伊予鉄道郊外線は、沿線の宅地も多く、日中15/20分ヘッドの運転で、地方私鉄に多い田舎電車とは趣が異なりますが、車両がどれもカッチョ良く、楽しく撮影できました。

ちなみに、松山行きを決めた時点では「ALL IYOTETSU 1·2·3·4 Day Pass」なるデジタルチケットが発売されていたのですが、2024/2/29でもって販売・利用停止となり、郊外線で利用可能な、いわゆるフリー切符はなくなっています。

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