2024年4月26日、27日、28日と伊予鉄道市内線を訪問した写真を紹介しましたが、必然狙った旧型中心のカットになったため、あらためて新型を含めた魅力的な車両群をご覧いただければと思います。
まずはやはり、

51。昭和26年製の最古参。ご当地電車第一弾のみかん電車です。LED幕が残念ですが、それを差し引いても魅力あふれる車両であることは間違いありません。ちなみに上の写真は1/400で、1/200ならまずまず、1/125以下であれば途切れず写る印象です。2000形も同様かと。
行先方向幕の点で、撮り鉄的には51より魅力的かもしれない、

54。昭和28年製。ご当地電車第三弾、媛ひのき媛すぎ電車。この2両は側面腰板部の飾りが無く、ありがたい限り。系統ごとに色が違う布幕がたまんないですよね。①が緑、②が黄、③が赤、⑤が青。
70。昭和38年製。

稼働車のようですが、動く姿を見ることは叶いませんでした。Zパンタって、畳んでても一見上がってるように見えますね。51や54とは似ても似つかないのに、70番台も同じ50形とひとくくりにされているのが面白いです。
75。昭和39年製。

驚くことに撮影の3週間後に、ご当地電車第六弾、お遍路電車に抜擢され、腰板部にイラストが施されました。撮り鉄的には残念な気もしますが、この先の活躍が約束されたと思えば、むしろ喜ばしいことかもしれません。
77。昭和40年製。

LED幕になったにも関わらず、奥に押し込まれており休車中と見受けられました。塗装のパッチワークも気になりますが、きっとそのうち復帰するでしょう。
2002。

ご当地電車第二弾、タルト電車。京都市電2000形は6両が1964-1965年に製造され、1977年の廃止後、2001が京都で保存され、残り5両全てが伊予鉄道に譲渡され、現在に至る、だそうです(ウィキ丸写し)。
2003。

ご当地電車でない2000形です。LED幕が残念といえば残念。
2004。

2003同様、ご当地電車でない2000形。動く姿は見られませんでした。
2005。

ご当地電車第五弾、今治タオル電車。
2006。

ご当地電車第四弾、砥部焼電車。この電車で見るまでは砥部焼のことを何も知りませんでした。これを通して知名度が上がって産業が潤えば、それはそれで素晴らしいことですね。
2101。コープ共済。

2100形は2002-2007年に製造され、全10両すべて広告付き。定員が47名と少なく(50形は80名、2000形は90名、5000形は60名)、訪問したGWは、道後温泉運用を避けているようでした。
2102。

メルセデスベンツの広告ですが、顔面のオレンジと黒がカッコイイです。
2103。御栗タルト。

2104、日本郵便「ぽすくま」。

2105、「お~いお茶」。

2107、四国電力。

2108、こくみん共済。

2110、国道九四フェリー。

2106までとそれ以降では屋上機器が違うようです。ところで九四フェリーって、わずか1200円1時間10分で九州に着くってビックリです。クルマが無いとどえらい不便な場所ですが。。
5001は広告無し。あまり運用に就いていないようですね。

5002、ファミリーマート。

5003、BEMAC。B2Bで馴染みがありませんが、今治が本社の大きな企業です。オレンジに黒はカッコイイですね。

5004、伊予銀行。

5005、NTTドコモ、というかDポイント。

5006、太陽石油(SOLATO)。すみません、東日本では馴染みがあまりないです。。

5008、三浦工業。こちらも松山が本社のボイラ他機械系B2B。

5010、松山大学。「実れ、ミライ。」いいコピーですね。

5011、セブンイレブン。

コイツを店舗と共に撮ってみたかったのですが、そんな余裕はありませんでした。
5012。

5000形の広告は楽しくて悪くないなと思う一方で、車両の美しさが引き立つのはやはりシンプルな装飾であることは論を待たないと思います。カッコイイですよね。写真はありませんが5014も同じスタイルです。
5013、宇和島運輸フェリー。

前面に広告があるのはこの車両だけかも。
2100形、5000形ともに、コーポレートカラーとデザインの統一性を保ちつつ、うまく広告がアピールされていて、撮り甲斐がある(どれが来てもハズレ感がない)と思いました。
関東から遠いものの、満足度が高かったなぁ。
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