2024年4月13日(土)、三岐鉄道に行ってきました。3月下旬に211系三連五本が回送され、こりゃイカン!と慌てての訪問です。
横浜から前日の夜行バスで名古屋5:00着、近鉄の始発急行で5:30発、5:57富田へ。踏切を渡った先の駅舎でフリー切符を買い求めます。やって来たのは
黄色の805編成。外国人のお姉さんもパチリとな。
6:16発の2番電車でロケハンしつつ、これという場所も見つけられないまま車庫のある保々(ほぼ)駅下車。
上りの貨物と交換のようなので急いで踏切へ。土曜だしウヤかも、てな不安をよそに、
のそのそガシャガシャとやって来ました。こんなん走ってんねんなあ、と小さく感動します。
構内に留置してある211系と黄色の記念撮影後に、
西藤原寄りの鉄橋へ向かいます。クルマ鉄な方3名、思い思いのポジションで狙われていました。一本目は時間切れで立ち位置を決め切れず。
ご覧の通り桜は見頃を過ぎていて絵的に苦しい状況。二本目は咲き誇る名も知れぬ白い花と絡めたり、
三本目は同じ場所でやり直すもパッとせず。
いやいや、ちょっと待て、そもそも引退確実な車両の編成写真を撮りたくて来たんでしょ。ってことで、
カッコイイじゃん! 先頭車ひし形ダブルパンタは至高ですねえ。
黄色も同じ場所で。
その後は、朝に保々ー富田を一往復する運用を撮っておかねば、ということで車庫を横目に駅の東側へ移動します。
いまどき道路からこれだけ撮れるのは珍しいかと。
ええ雰囲気を醸してます。
電機の入れ替えが始まってラッキー。開いている踏切からの撮影です。
件の運用は赤電でした。
前後しましたが、右は801編成、住友電装のラッピング編成。四日市高校と暁高校の学生が「未来」をテーマにデザインしたそうです。自分たちの描いた絵柄の電車が走るなんて、一生の思い出ですよね。4月にデビューしたばかりで2026年3月までの予定ですって。
駅から車庫を。シブイです。
旧三岐色の101編成が一番撮りたかったのですが、長期休暇中のようでした。
さて、有名な鉄橋へ移動します。
大安(だいあん)から歩いて5分程度と大変お手軽。
対岸に5名ほどいらっしゃいましたが、皆この貨物の後に撤収されました。
なるほどもっと早い時間に来ないと桜が暗くなるのか。
盛りを過ぎた桜はどうにも残念感が否めないですが、
芽吹いたばかりの緑と撮れるのはまんざらではない気もします。
三岐色の105編成を撮って、
駅に戻り(立派な駅舎だなあ、と下りる際に思ったのですが図書館が併設されているんですね)、
丹生川へ。駅には貨物鉄道博物館が隣接していて、ホームからも貴重な貨車を間近に見ることができます。
それも然ることながら、駅員さんが丹精込めて育てた花々に囲まれた、大変素敵な駅でした。
さて、沿線随一、ど定番の撮影地へ向かいますが、途中で
下り貨物が来てしまいました。白ホキは日中一往復しかないのにこんな撮り方になっていまうとは、精進が足りませぬ。
下り電車。運用が順調に流れ、
赤電参上。
で、メインの上りを2本。
驚いたことに赤電の通過時は撮影者が10人前後に膨れ上がりました。
合間に来た下り貨物。
赤電続行の貨物は
裾のRがチャームな初期型トップナンバーでホクホク。
駅に戻りすがら105編成を後追いで。
さらに奥へ向かいます。
この規模の路線で歩き鉄する時のアルアルで、数本撮って次の駅に向かおうとすると来る時に乗って来た同じ電車がやってくる、という。今回乗った四本の列車は図らずも全て黄色でした。
終点の東藤原まで乗り通します。
折り返しまで16分の合間に踏切まで。
保存車両もパチリ。
さて、気になる場所があれば撮るつもりもあったのですが、それほどでもないので思い切って北勢線に転戦することにしました。
西藤原駅の東側は
太平洋セメントの工場を横断していて面白いのですが寄り付けないんですよね。駅西の踏切も良さげですが、曇ってきたのもあってまあいいか、って感じ。
伊勢治田(いせはった)駅で下車。交換の下りが赤電でナイス!
撮った後、踏切から撮影されている方々がいることに気が付き、申し訳なかったなあ、と一瞬思いましたが、アタクシお金払って乗って構内で撮ってるんで、クルマ鉄の方に文句を言われる筋合いはないな、と。いや、文句なんて言われてないんですけどね、笑。
三岐線、車両もロケーションも魅力的で、二日ぐらい平気で過ごせそうですが、近隣の鉄道も見たい!という衝動を抑えきれず、北勢線へGO!
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