2025年6月5日(木)、豊橋鉄道市内線3203号のツートンラッピングを撮影に出掛けました。未明に家をクルマで発ち、興津でサンライズを撮って、現着は9時過ぎだったか、運動公園の無料駐車場にクルマを放置してのスタートです。
最初は、日本で最も急なカーブ(半径11メートル)らしい、井原にて。

写真で伝えるのは難しいですが、ともあれグイグイ曲がって来るサマは見応えがありますね。何本でも見てられます。
折り返しは、同電停の駅セン。



さて、一日フリー乗車券を買いたいのですが、車内での扱いはないようなので、車庫のある終点の赤岩口に行けば買えるかな?と思い、歩いてみます。
初訪問なのもあって、来る車両にはなるべくカメラを向けるのですが、全車派手めの広告付きなんですよね。


赤岩口の車庫。


在籍16両(日中使用8両)ですから、相応の規模って感じでしょうか。目視で7両が確認できます。
あいにくフリー乗車券を買えるような気配はないので、井原まで歩いて戻ります。モバイルもあるのですが、愚かにも携帯の充電ケーブルを忘れてしまい、夕方までバッテリーがもつか怪しいので、ひたすら歩くか、とも思ったり。
結局運動公園前まで戻って、到着シーンを。



クルマが多くてなかなか思うようには撮らせてもらえません。
豊橋駅方面に歩くつもりで歩を進めたら、一つ目の電停の競輪場前で市内線営業所を発見!無事フリー乗車券(と記念の缶バッジ)をゲット! てか、皆さんこういうのもっと事前に調べて現地入りされるもんですかね、成り行き任せの気楽さが好きなのですが、もっと調べておけばよかったと後悔することもしばしば。


家のガレージに止めてる風の留置線が面白いですね。
井原に戻って古めの家を入れてパチリ。

エックスで見掛けた写真を模倣しつつ、

運動公園前側に戻り、ふと思い付いたこんなカットを。

引き寄せたカットは手前にクルマが入って全滅でした。
チンチン電車は早歩きで追い掛けると別のカットが撮れたりしてお得感がありますね。

駅前から折り返して来る間に早めのお昼にします。東田(あずまだ)から近い鈴川屋でカレーうどんをいただきましたが、豊橋カレーうどんではなく、蕎麦屋さんのカレーうどんでした。
午後の部一発目は東田手前のオーバークロスで。


折り返してくる前に駅前方面に乗って、札木(ふだぎ)まで。

地方都市のオフィス街のお昼時。

豊橋市公会堂を横目に。1931年竣工、人影を見掛けませんでしたが現役の施設です。

その後駅前へ。


都会?を行く姿も捨てがたいですね。
これもエックスで見掛けて撮りたかった、

パチンコUSA(2020年閉店)バック。
お立ち台の跨線橋でも撮りたかったのですが、

側面に日が当たらなくなってしまっているので諦めます。午前中に来ないとダメですね、勉強不足でした。
代わりに撮ったのはこんな。

駅前の折り返しは路地から撮ってみましたが、

直前にクルマが入って来て残念、いや、入ってこなくてもパッとしない。
新川から市役所前まで乗って、なんかおもろいもんはないかいなと東八町(ひがしはっちょう)まで歩くうちに折り返しが戻ってきてしまいました。。



そのまま東田坂上(あずまださかうえ)まで歩くと、下校の学生さんがたくさん。



3203でも狙いたかったのですが、上りホームに貯まっていた学生さんたちは、直前に到着した電車に吸い込まれてしまいました。。。



そのまま折り返しの上りを待つも、既に下校ラッシュは終了。。


まま、ここの上り坂もエエ感じ、ってことで。


右折のクルマがよいアクセントになったかな。




折り返しの駅前行きは前畑(まえはた)の駅セン。ここは先着4名様、最終的には倍近くと盛況でした。


駅前からの折り返しは豊橋公園前電停を望む跨線橋から。


次をどうするか、多少は考えたのですが、足も疲れてきたので居座ります。
暮れなずむ町の光と影の中。

日没前ですが、思いの外、空が焼けてきました。

といっても本チャンが期待通りに撮れないのはいつものことです。


これを10回繰り返しゃ1回ぐらいはドンピシャ決まることもあるでしょ、って思いながらカメラを構え続けてればいいんですよ、多分。
てか、これはこれでエエやんか。


撮った時は幕がズレてて「あーあぁ」と思ったんですけど、これはこれでリアルっぽくて悪くないかと。
最後です。

前を撮るつもりで来たのですが、ギリギリ空の色が残ってたのでこっちにしました。
東田の平面電停で、「ちゃんと止まってくれるかな、クルマの方が止まらんかったらどうしよう?」とドキドキしながら運動公園前行きを待ちます。電車もちゃんと止まったし、クルマも奥の方からスピードを落とし、ワタシが乗りやすいよう気遣ってくれたのが印象的でした。
豊橋鉄道市内線、初訪問でしたが、全線4.8+0.6キロにもかかわらず、舞台がなかなか揃っていて、充分撮り応えのある路線だな、と思いました。惜しむらくは車両の外装でしょうか。一両でも標準塗装的なのを導入してもらえるとヤル気が出るのですが、なかなか難しいですかねぇ。関東から近いとは言えませんが、日帰り圏内ではあるので、きっとまたお邪魔することになると思います。
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