2024年9月7日(土)、伊勢鉄道を訪問しました。横須賀から始発の18きっぷ乗り継ぎで、四日市11:41着。移動に7時間って、一つの限界ラインな気がしていて、これ以上時間がかかるとその日は移動してるのかテツしてるのかよくわからなくなる気がします。
3分の乗り換えで津行きに乗車し12分、3駅先の鈴鹿駅下車。駅員さんのいる駅・時間帯ですが集札はしないようで、運賃精算は車内です。
まずは鉄印をゲット。
古い写真やヘッドマークが展示されています。津までの切符を求めたら硬券でした。
伊勢鉄道にはフリー切符がありません。沿線にとりたてて見どころも無いし、車窓風景が素晴らしいわけでもないので、そりゃ需要ありませんよね。そもそも列車の過半数が「南紀」や快速「みえ」というJR東海直通列車なのになぜ第3セクター?って感じで、ウィキの記述がわかりやすいのですが、数ある第3セクター鉄道の中でも特異な存在だと思います。
駅員さんがいるのはこの駅だけ、というのもちょっと面白いです。
ホームに上がって、上り「みえ」をパチリ。
津までロケハン。上りで折り返し、河芸(かわげ)下車。
四日市方面へ歩き、まずは下り列車を撮影。
後追い。伊勢鉄道標準カラー。4両所有の3両がこの外観、1両がミジュマルトレインです。側窓三枚ってインパクトがありますね。
「みえ」を撮って、
同じ区間で上りを撮るべく移動し、
「南紀」の後追いを撮って、
撤収。上りに乗るまで時間があるので、途中のオーバークロスで2本。
二駅先の中瀬古(なかせこ)駅で下車。撮れそうだったので、乗ってきた列車を後追い。
四日市方面へ歩き、二つ先のオーバークロスへ。
予想以上に影が伸びてましたが、まあ、なんとか。
後追いと、上り「みえ」を撮って撤収し、
駅前のファミマで、お楽しみのおにぎり+ビール定食。
上り列車待ちの間に、駅の跨線橋で「南紀6号」を。
津~中瀬古は単線、同駅から複線に切り替わるので、前後で雰囲気が異なり変な感じ。
ホームからも下り列車が気持ちよく撮れます。で、上りに列車に乗車し、車庫のある玉垣駅を過ぎ、
鈴鹿駅の駅センで下りを撮ります。ここ、
ホームから近鉄鈴鹿線が撮れるのが面白いです。
快速「みえ」に、
ミジュマルトレイン、
そして、メインの
伊勢鉄道標準色。非電化ダブルトラックを行く単行NDCのアンバランスさを表現できたでしょうか?
後は駄賃で夕陽バックが撮れれば、とチャレンジしましたが、来て欲しい時間に列車は来ず、通過は右の写真の1分半後で、
フフッ、イマイチ。
さらに残照を狙うも、愚にもつかないゴミ写真を撮ったり、
それでも無理矢理まとめようとしたり。
駅へトボトボ歩く途中で、見事なグラデーションの空になりましたが、列車の来ない時間にどれだけ美しく焼けても、ね。
18:47発の「みえ」でお宿の名古屋へ向かいます。終点まで座れずじまいで、知らずに指定席に座って車掌に注意されたのはここだけの話です。
伊勢鉄道、あまりに華が無く、撮り鉄を惹きつける要素が少ないわけですが、それこそが魅力の一つなのかもしれません。
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