2022年12月31日(土)、大阪への帰省にからめて、北条鉄道を訪問しました。朝イチのカンセンで小田原から西明石経由で加古川まで。待ち受けるは言わずと知れた、



ヘンテコ103系。ここまで化けてまだ103系を名乗るかね?と言いたくなるクセの強さに圧倒されます。これは前パンの季節に撮りに行かないとねえ。加古川9:13発、粟生(あお)着9:37着。
10:06発で折り返す、9:57着の列車を駅センで迎えます。


車両は何が来てもいいつもりで訪問しましたが、キハ40だと嬉しいのは正直なところ。前後ともに看板付きで、北条町側は競輪の中島康晴選手の引退記念スペシャル。車内には秋田時代の地図や表示が手付かずで残されています。


終点の北条町まで13.6キロ、23分。まずは

鉄印ゲット。フリーきっぷもこちら終点の北条町駅で。車内での販売はなく、運転士さんにその旨を伝えて下車し、窓口で申告して買い求めるスタイルです。ちなみに粟生-北条町の片道運賃は420円。


側線にフラワ2000-3が留置されていました。奥には紫色のフラワ2000-2も見えます。



緑の2000-3は三木鉄道から2008年に購入したそうで、2012年までは三木鉄道の外装のままだったそうな。2024年秋にひたちなか海浜鉄道から引退したアレです。
折り返しに乗って一駅戻った播磨横田で下車します。なかじ選手も乗車されていたようです。


少し粟生寄りに歩いた場所で、折り返しの北条町行きを待ちました。

枯れた二番穂が美しいですね。冬の田んぼは地方や農家さんで表情が違っていて面白いもんです。

長(おさ)駅方面へ歩きます。

長から続く播磨下里、法華口の三駅の駅舎は、国指定重要文化財。

さらに先へ歩きます。線路脇の神社を入れてパチリ。

同じ神社の寄りカット。ここまで線路に近い鳥居も珍しい気がします。鳥居もミニサイズで面白いです。

播磨下里の手前。本格的に曇ってきました。。。

播磨下里を越え、有名な鳥居アングルへ。

車両が小さすぎたな、、、こちらはバイクで来られたテツな方とご一緒しました。
立派なお屋敷を目にすると撮りたくなります。地方ごとに特色があって面白いんですよね。

法華口の手前の直線区間はスッキリしていて編成写真向きなのですが、単行の編成写真って難しくないですか?



最後のひとヤマ。

枯れた雑草が面白くて手前に配したところ、車両にピントをあわせるつもりが手前に合焦してしまったのですが、意外に見れる気もします。
少し晴れ間が出てきましたが、もう帰る時間です。

ほぼ駅セン。数十メートル後ろがホームで、小走りにて余裕で乗れました。
粟生駅にて乗り換え、来た道を戻ります。


アガリが単調になってしまった感がありますが、歩いた区間がそうだった、というか、粟生-網引(あびき)の雑木林を除くと、沿線風景の変化に乏しい所ではあります。一方、田んぼが多いので違う季節に訪れれば、ずいぶん異なった光景を楽しめることでしょう。ほいほい気安く行ける場所ではありませんが、フラワ2000の走りが撮れなかったのも心残りなので、そのうち再訪したいものです。


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