2025年2月9日(日)、福井鉄道を訪れた翌日にえちぜん鉄道を訪問しました。同鉄道には、海の方へ伸びる三国芦原線と、山へ向かう勝山永平寺線があり、積雪の珍しさという点では三国芦原線かな、と思いつつ、平地で灰色の空バックの写真を量産してしまう気がしたので、勝山永平寺線へ向かうことにしました。
7:02発は勝山からの2番列車、福井6:51着の折り返しですが、

屋根は雪てんこ盛りで延着。
終点の勝山まで約1時間、折り返して一つ戻った比島(ひしま)駅で下車します。ホームから撮ってこの状態。


夜にまあまあ降ったんでしょうね、木々の着雪が大変美しいです。レールの踏面が見えてないので、ブレーキ操作はさぞ難しいことでしょう。
脇の細い道を福井方面に歩き、

走りのファーストショットでさっそく優勝。

3月2日に発生した落石事故(3月13日に運転再開)の現場そのものでビックリしました。
道路側に移動し、



遠目のヒモ写真を量産。






かくも見事な雪景色を楽しめるとは想定していなかったので、朝から意気揚々です。
比島駅は日中の乗降が極端に少ないのか、9-16時は停車する列車が半減し、

上の写真は通過列車。次の列車に乗車し移動します。

小舟渡(こぶなと)駅で下車。


隣の越前竹原で交換してくる下りを撮って、


下車後30分で次の上りに乗って駒を進める効率の良さ。


下志比(しもしい)駅で降りましたが、


天気が怪しくなってきました。

山王まで戻ることにします。


雪は強くなったり弱くなったり。




この天気なら駅で撮るしかなさそうですが、気象庁雨雲レーダーでは間もなく止みそうなので勝山方面へ歩き出します。

後方の建物は上志比中学校。
開けていて撮りやすいです。


が、また降ってきました。


小降りになって、

止んで、山も見えてきた、


けど再び降ってきて、



狙いが定めにくいです。
一駅歩いた越前竹原駅の近所で家屋を入れて、




列車を数本撮ったら、

帰路に就く時間が近づいてきました。

えち鉄のラストカットは交換列車の進入シーン。

帰りのカンセンまでまだ時間があるので、駅前で福井鉄道を再履修。







急遽思い付きで発動した二日間の福井行き、かえすがえすもデキ11の走りが撮れなかったのは残念ですが、二つの地方私鉄でしっかり雪のカットが撮れたので、まずまずの満足度となりました。
えちぜん鉄道の塗装は、あまり魅力を感じてなかったのですが、実際に撮って好きになりました。扉の黄色のアクセントやギリギリくどくない青いストライプ、イイですね。6101形(元愛知環状鉄道、1987-88年製、2003-6年に譲渡)のデカパンに幌付きはいまどきかなりイカしてますし、7000形(元119系、1983年製、2013-4年に譲渡)は種車の面影をほとんど感じさせないのも面白いです。今回は撮れませんでしたが、5001という自社発注車が一両だけ残ってるんですね。三国芦原線も手つかずで終わったので、また次の機会をうかがってみようと思います。
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