2025年3月1日(土)、鳴門線と高徳線を訪問しました。お目当てはもちろん四国色のキハ47/40。残りわずか20両、ご存知の通り新型ハイブリッド車の導入がアナウンスされており、2027年度には置き換えが完了するものと思われます。既に運用範囲も限られており、遅きに失したと言わざるを得ませんが、3月の廃止が発表された「むろと」、阿佐海岸鉄道も併せ、得意の葬式テツ発動となりました。
余談ですが、徳島県は自身にとって最後の「行ったことない県」で、もちろん人それぞれではありますが、テツ的に注目度の高い都道府県とは言えない印象があります。さらに余談でテツしたことない都道府県をチェックしてみたところ、山形、岡山、広島、香川、佐賀、長崎と、結構あることに気付かされました。意外に広い我が国ニッポンであります。
お馴染み全日空スーパーバリューセールで12月に予約した朝イチの徳島行き281便で10:15に徳島空港着。何も考えずに徳島駅行きのバスに乗り込みます。鳴門線目的であれば鳴門駅へ向かうのが安くて早いことに気付いたのは発車後でした。
こぢんまりした駅ビルの地下で徳島ラーメンを食し、切符を買って中へ。ファーストショットは、

1200形の並び、JCと遠くにキハを添えて。機関区や留置線が隣接している主要駅、昔はどこにでもあった印象ですが、減りましたよね。
1200形は1500形と併結できるよう1000形を改造した亜種。全18両が徳島区に配属。個人的には青いラインのオリジナル1000形の方が好きかも。
跨線橋から振り返ると、


「剣山」が発車待ち。ゆうゆうアンパンマンカー付き。
ホームに降りたら、



キハ撮り放題。



全て無料、笑。



11:58の鳴門行きに乗車、12.37鳴門駅着。



土曜のお昼ですからこんなもんでしょうか、閑散としています。
折り返しを跨線橋から。


そのまま戻るように歩き、次の列車は撫養(むや)駅の手前で。

鳴門線内は交換設備がなく、この時間帯は入ってきた車両がそのまま折り返し。1500形は2006-2014年に製造され、全34両が徳島区配属。JR四国の最新型一般気動車で、他はキハ32、キハ40、キハ54、および1000形、1200形ですから、次世代車が1000/1200形を除く古参の車両を全て淘汰する未来が見えてきます。
撫養駅を越え、新池川に沿って走る区間へ。



磯の香りがしました。徳島に来ていくらも経っていませんが、吉野川を中心に川の佇まいが目を惹きます。
次の列車はクルマがモロかぶりでガッカリ。。


金比羅前から乗車し、

池谷(いけのたに)まで戻ります。鳴門線内はピンとくる撮影場所を見つけられず、15時から動き出すキハ47の編成写真的なカットを優先することにしました。
駅の跨線橋からいただける四線分離、



大変個性的、魅力的です。
ここでキハ47に乗ってきた福島の人さんと合流、ちょいと徳島方面へ戻ったところで水鏡を。

このあたりは蓮根の産地のようですね。
踏切を渡り順光側から、まずは、

「うずしお19号」。2700形は2019年から運用に就いた特急用気動車の主力車両で41両が「しまんと」「南風」(全列車)と「あしずり」「うずしお」(一部)で運用中(2025.3改正時点)。順光の編成写真は気持ちがいいですね。
鳴門行きキハ40はそのままケツ撃ち、

交換してくるメインの前向き。

編成写真なんてつまらない、と思いつつ、ワンカットは欲しいな、と思うのも正直なところ。去り行く車両はなおさらです。ただ追及するとキリがないので、ワンカット押さえたらそれ以上こだわらないようにしています。
一時間後の次のヤマは旧吉野川の鉄橋へ。

もう少し足場の自由度があれば良かったのですが。
池谷で交換してくる下りを対岸で撮るべくダッシュでポジションを探りますが、決めきらないうちに来てしまいました。

陽のある時間の40/47はこれでおしまい、勝瑞(しょうずい)駅近辺でスナップを少々。



徳島駅西側の跨線橋で福島の人さんと合流。あいにく美味しいブルーモーメントは逃してしまいましたが、

いきなり同時進入、スゴっ!
駅では主要形式の揃い踏み。

ホームと留置線との出し入れもあるので通過列車が多く、退屈しません。


19:00発の「剣山9号」をホームに付けるシーン。


幌の影で一気にオトコマエになるねえ。

ちょっと遠いけど、離合も撮れました。


キハ47、エエ顔してます。(昔はなんとも思わなかったんだけど。。。)


キハ185、2両しかないオリジナル色がアタリなんでしょうが、


剣山色もよく似合っています。

最後にキハ47を撮って、

本日終了。駅前の居酒屋安兵衛で軽く宴会。何を頼んでも美味しく、そこそこ食べて一人3Kしませんでしたとさ。
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