2024年7月27日(土)、置き換えが発表されたキハ205を撮るべく、ひたちなか海浜鉄道を訪問しました。
いつかそのうち行こう、と気にしながらも行かずじまいで、結局なくなるのが決まってから慌てて訪ねるいつものパターン。
勝田駅までは18キップで。額面1000円のフリー切符はひたちなか市の補助事業を活用した割引制度のおかげで600円と破格(つい先日上限に達して割引終了になったようです)。
まずは終点の阿字ヶ浦まで乗り通します。といっても30分で到着です。
駅の周りには何もないです。が、キハがあります。
青い方は1962年製のキハ222で羽幌炭礦鉄道→茨城交通(ひたちなか海浜鉄道の前身)、オレンジは1966年製のキハ2005で留萌鉄道→茨城交通、ともに2015年の引退だそうです。
見るからにキハ22ですが、キハ22は1958-1963年製なので、まあ、そういうことです。動かないのは残念ですが、いつまでもキレイな姿を維持して欲しいものですね。
駅の傍の踏切からはこんな感じ。
四角い給水塔は蒸機時代のものらしいですが、ハテ、どんなカマが往来してたんでしょうね。
ホームから。
折り返し待ち22分で、上りに乗って中根駅へ。
最近ようやく気付いたこと。乗ってきた列車は、ワンマンで前の扉から降りた後、後方に走って後追いで発車を撮ると、エンジンの排気が写ってよろしい。
勝田側へ歩いてキハ205の前の列車を撮ります。
のどかでよい雰囲気です。光線が苦しいですが。。
左後方の有名?な踏切には7-8名の方がいらっしゃいました。
さて、本番も同じ感じで撮るつもりだったのですが、なんと、
後方に連結されてまして、こんな写真に。。。HPの表記からてっきり前とたかをくくってたらこのザマです。
折り返し。
勝田側に連結されているのは、朝乗ったキハ37100で、個人的な好みでカットしています。キハ205は数年前から調子が悪く単行はNG、という噂を聞いていたのですが、最近は単行の貸切運転もやってるみたいですね。
金上(かねあげ)駅まで歩き、途中のウェルシアでめでたくおにぎり+ビール定食をゲット。下りでとりあえず那珂湊へ。
棚ぼたで、キハ205のスナップをいただきます。
車庫に入った後は、
主催者様ご一行の撮影会が取り行われていました。
個性的な留置車両。手前からキハ3710-02(コマツ茨城工場の竣工10周年記念ラッピング)、キハ11-6、ミキ300-103。クリーニング専科ラッピングのキハ11-7に乗り、再び中根駅へ。
クリーニング専科の下りを撮って、
キハ205も同じアングルで。
返しは駅の阿字ヶ浦寄りで狙ったのですが、設定ミスでピンボケこいてしまいました。
4-5人いたテツな方は皆さん帰られましたが、私はフツーのキハも撮りますよ、もちろん。
順光は七難隠す、
ですが、曇ってきました。
オレンジ帯のキハ11-6が撮りたかったなー。
せっかく来たので、有名な海バックも立ち寄ることにします。
那珂湊駅進入時に前面カブリツキで、留置車両をパチリ。
雨がパラついてきて、
水平線すらおぼろなゴミ写真になりました。
踏切からラストカット。
海浜公園までの延伸も見据えてのことでしょうか、JR東日本からキハ100を3両購入、うち1両は観光列車用になるそうですね。古い魅力的な車両が消えるのは残念ですが、新しい車両のお目見えを楽しみに待ちたいと思います。
コメント