てっきり「流山鉄道」か「流山電鉄」と思い込んでいたのですが、2008年に総武流山電鉄が流鉄株式会社に、総武流山線が流山線に改称されたそうで。
東京駅から乗り換え一回で40分とお手軽ですが、テツ的な注目度は低め、とりわけ撮り鉄には人気薄かと。そりゃまあ激シブな車両があるわけでもなく、沿線もほぼ住宅地となれば当然でしょうか。ともあれ百聞は一見に如かず、山手線のラッピング車を撮った後に向かってみました。
始発駅の馬橋(まばし)で乗り換えるべきところですが、コンビニに寄りたかったので新松戸で降り、歩いて数分の幸谷(こうや)から。15-20分間隔なので、いつ行っても気軽に乗れるのはありがたい。やって来たのはこんな電車。

西武新101系ですね。流鉄の他では上信、秩父、伊豆箱根、三岐、近江で見られます。でも2連前パンが見られるのはここと上信、近江だけですね。秩父の二扉クロスシートの急行がコレと同じなんて、言われんとわからん。
終点の流山駅まで途中3駅で8分ほど、4.0キロ、170円と、まあほんと短いです。乗客は多いとは言えませんが、途中駅から乗られる方もいたり、高校生・高齢者に偏っているわけでもなく、当たり前ですが、地方のローカル線とは性格が違うことがわかります。
幸谷の次、小金城趾が交換駅になっていて、2編成を往復させるのがこの時間のダイヤの様子。ちょっと走るとスピードが出る間もなく停まるので、のんびり、というか心身が弛緩する気がします。楽しいです。
終点流山駅。


左の場所から振り返ると、車庫です。

なかなかどぎついカラーリングをしていらっしゃる。。。真っ黒ですがピンクの「さくら」の奥に緑の「若葉」が止まっていて、運用中の2編成を含めた5編成が全て、ということになります。
走り、というほどのものではありませんが、とりあえず一発目は駅近で。

乗ってきたのと別の編成ですが、つまり今日はどれを撮っても「オムライストレイン」ということです。
線路に沿った道を行くとほどなく平和台駅。

イトーヨーカ堂が近くにあって、フードコードのラーメンをいただきましたが、可も不可もない味でしたよ。少し歩くとファミレス的な久兵衛屋といううどん屋があって、こっちにすりゃよかった!って感じでしたが、埼玉・千葉を中心に展開しているチェーン店なんですね、全然知りませんでした。
保育園脇の空き地で。

こうやって見ると混色編成ってインパクトありますね。
編成写真的なものも欲しいわけですが、

南側にポールがあったり、パンタは北向き(流山向き)だったりで、撮りにくかったりします。
コスモス。畑がわずかに残っている場所もあります。


林をバックに撮れるここは午前の早い時間なら順光ですかね。ちなみに足元の地下をつくばエクスプレスがクロスしているようです。


視点を高くして少し写真に変化を。

蒸機でありがちなアングル。。上の写真左奥の踏切からです。

同じ区間を広角で。住宅の影がうるさいっすね。

鰭ヶ崎駅。読めますか? そういや各駅に駅員さんがいて驚きます。

小金城趾駅を臨む踏切から。







来る前に想像していたより開けている場所もあり、なかなか楽しく撮り歩くことが出来ました。是非とも再訪したい、というほどではありませんが、「さくら」「流星」「若葉」も撮ってみたいので、いつか立ち寄ってみようと思います。
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