南インドを訪れたのは1990年3月。
情報らしい情報もない中、大都市マドラスの駅の外れで入換えに従事するメーターゲージの蒸機に出会いました。
写真に写るということが貴重だった時代。「オレ達も撮ってくれ!」とワサワサ寄ってきて、当時は面倒くさー、と思ってましたが、こうして見ると味のある写真ですね。
南部の町を巡りつつ、蒸機がわんさか活躍してるエリアはないかと探索し、といっても実はそれほどバリバリやる意欲もなくて、Maduraiの近辺でちょっと撮ってみました。
やる気の無さがうかがえる一枚。
こちらがメインの一枚。
トップライトやまんだら雲が残念ですが、この地方独特の岩山を背景に出来たのは上々。
三週間ほど旅して撮ったのはたったこれだけという、今思えばもったいないの一言ですが、二十歳そこらのあの頃、時間が有限ってことに気が付いてなかったんですよね。
コメント