片町線旧形国電2両、ウェザリング~完成!

大ヨト クハ79056+モハ72954

さて、「ウェザリング」ですよ。

Nゲージの車両工作の中でもっともそのノウハウが共有されていない領域ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。どの程度やるかもアナタ(ワタシ)任せという実におおらかな世界。ワタシの場合、過去の製作車輌でも施工していますが、やり方は我流というか、見よう見まねというか、テキトーというか。今回あれこれググッて、もっともわかりやすかったのがこちら!

戦車やガンダム方面では常識も常識、なのでしょうが、フィルター後にウォッシングとか、希釈度とか筆への含ませ方とか、知らないことばかりでとても勉強になりました。

今回使ったのはこちら。

AK Interactive
AKインタラクティブ、左から、012, 017, 080, 066, 121

なんだろ、こういうちょっと珍しめの塗料って、上手な人が使ってて、ヘタクソな自分でも、これさえ使えば上手くなんじゃね?って気にさせてくれるので好きです、笑。

ともあれウェザリング専用塗料なんで、最初からほどよい濃度で使い易いのがいいですね。アキバだとイエロー・サブマリンに置いてあります。

さて、まずはフィルターからってことになりますが、どうなんでしょ、1/150サイズで一見してわかるようなニュアンスを付けるのってやり過ぎな気もして、正直必要ないのではとも思うのですが、

って感じでやってみました。色を伸ばしつつ、シンナーを含ませた筆で、でも筆にはほとんど残ってないぐらいまでキッチンペーパーに吸わせてからやってます。

ウォッシングとか墨入れと何が違うの? って聞かれるととてもツライ、笑。目的が違うので、塗料の希釈具合と、塗る場所と、拭き取り具合が違う。と思ってるんですが、もっと上手い説明があればワタシが教えてもらいたいところです。実際、やったのはフィルターとウォッシングのちゃんぽんみたいな感じで、偉そうに語れるほど理解も習得もしてないです。。。

あとは判りやすい雨垂れ。

どのぐらい残すか正解がないのが悩ましいところですが、自由に出来るのが楽しいところでもあります。とかく強く汚しがちなので、物足りないぐらいに拭き取ってしまうのが吉、と一般に言われてますよね。

そんなこんな、ガラス入れとか定番の仕上げ作業をやって、完成!です。

塗装はかなりクオリティー低いんですが、この距離なら問題ないです。

3/4位の幌回りのアレンジは正直適当。そもそも渡り板上げてるのは失敗。。。

パンタとパンタ周りのウェザリングは色・タッチともに気に入ってなくて、エアブラシが無難なのかなあ、と思ってます。配管はワタシ的には上出来。

クハ79056はまあまあ実車の印象が再現できてるかな、と自画自賛。それもこれもキッチンさんのキットの素がよいからこそだと思います。二桁運行窓とか、助士側二段窓のガラスはめ込みはもう、涙もんの作業でした。。。それにしても前サボのある車両は映えますなぁ!

幌がちょっと曲がってますね。。。ドア灯はクリアレッドが手元になくて、赤を塗ったら案の定イマイチでした。。。

てなわけで、7年越しの車両落成までどうにか漕ぎ着けられました。ブランク後にまともに復活出来るか心配でしたが、一部塗料・溶剤を除けばすべての工具・素材はそのまま使えてますし、老眼は進行しているものの、まだなんとかなってます。案ずるより産むが易し、でした。なにより、手を動かしてモノを作り上げる喜びを久々に実感出来たのは大きな収穫で、このまま継続したいな、と思っています。

カッコエエやん!

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