2025年8月25日(月)、福岡テツ3日目。筑肥線、平成筑豊鉄道に続き、筑豊電気鉄道を訪問します。
田川伊田5:45発の始発に乗り込み、直方6:21着。10分強歩いて、筑豊直方駅へ。

いいですねえ、この感じ。ホームが二階、ぷっつり線路が終わる終点の駅。
ホームに立てば、遠賀川を渡り終えてものの数百メートルという駅のつくりに納得です。


6:42発の10列車でロケハンしつつ黒崎方面へ向かいます。棚橋を過ぎたあたりか、もしくはその手前だったか、立ち客が出た後も乗客は各駅で増え続け、黒崎の手前はすし詰め状態でした。
乗ってきた電車で折り返し、二駅戻った萩原で下車。そそ、切符は電子の24時間フリーきっぷ(920円)です。


二編成しかない標準色の離合が撮れたのはナイス!
たくさんの乗降客を入れて良い光線で撮れる駅を見つけたい、と思っていたのですが、



既に通勤・通学のピークを迎えつつあるようで、どの駅にしようか、と迷っている間においしい時間帯が終わってしまうことに気付きました。
学生さんがたくさん降りたので、私も、と今池下車。





もう一カ所ぐらいチャレンジしたいところですが諦めて、編成写真お立ち台の筑豊香月へ向かいます。朝ラッシュの後半からどんどん車両が入庫するので、ここで撮っておかないと、取り損なうわけです。
黄電復刻塗装(3009)に、西鉄アイスグリーン(3003)、


太陽会館ラッピング(3008)と日本赤十字社ラッピング(3006)、


北九州銀行(3001)に献血リトルダンサー(5001)、そして赤電(3007)と、



オールスターキャストのパレード状態。日中に運用する3000形はわずか2編成なので、いかに朝が大事で、私の現地入りが遅きに失したものであったか、おわかりいただけるかと。
現在9編成存在する3000形ですが、2026年からの新型車両導入による置き換えがアナウンスされています。車体は1988年~製とさほど古くないのですが、足回りが2000形流用で50~60年経過してるそうです。訪問するならお早めに。
ひと通り撮り終えたので、逆光側へ。

なかなか面白いじゃねぇか。

カカシが数体あって、大きく手前に入れて撮りたかったのですが、

近頃は畔に入らないことを基本としておりまして、諦めました。

時々雲にやられて落胆しますが、

それがあってこそ、晴れカットにニンマリするのも確かなわけで。

筑豊香月を越えて、希望が丘方面へ歩きます。
もしかして、という予感は少しありましたが、

目の前で離合してビックリ!
ちなみに私の筑豊電鉄の印象を一言にすると、めちゃアップダウン多い!です。









午前の部はここまで。黒崎駅で昼食にします。にこにこ食堂でブタ焼肉定食。ランチの会社員を横目に一人で瓶ビールの軽い背徳感。


ウォーミングアップに黒崎駅の西側でちゃらちゃら撮った後は、

再び萩原駅へ。ビレッジハウスの階段をお借りします。



このあたり、賛否が分かれるかもしれませんが、私の中ではセーフです。ただ揉め事は御免なので、なるべく滞在時間を短くし、物音を立てないようにしています。こうやってアップしたところで、住民の方が煩わしいと感じるほどテツが増えるとは思えないので、その点でもセーフと考えました。
お次は東中間。



側面に日が当たらなくなってたのは残念。

筑豊中間駅まで歩き、

ラストはやっぱり遠賀川でしょ。
北海道かよ?!な牧草ロールが転がっているのもビックリでしたが、

ここでも離合(しかもリトルダンサーダブル)が撮れてさらに驚き。
余談ながら現着時はトラックに積み込む作業をしていて、8玉(?)載せてどこかへ運んでいきました。運が良かったと言うべきか、これ、どのくらいの期間見られるものか、よくわかりません。


夕方のラッシュ向けに出てきた一本目は

カエルでハズレ。
最後は直方側から順光でいただくべく感田(がんだ)を後にします。

オリジナル塗装が出てきたのは良かったのですが、


曇るわ三本目もラッピングだわで、


意気消沈。
再度感田側に戻り、シルエットにチャレンジするつもりだったのですが、気力が持続せず、本日終了です。
今夜の宿は天神なので、博多へ向かうべくJR直方駅へ。朝は気付かなかったのですが、見事に死んでいる商店街がなかなかの迫力でした。



初見の車両、デンチャ、BEC819系。男鹿線のAccumよりこちらが先なんですってね、やるじゃんJR九州。でもデザインセンスは残念と言う他ありません。それとホームに挟まれた線路の除草ぐらいしませんか? 散らかった家の中を見ているようで見苦しいです。
福北ゆたか線で博多へ向かう道中、茜色に焼ける夕空を見ながら臍を嚙むことになりましたが、まあ、しゃあないよね。
お宿はAgoda経由のウェルキャビン天神(3,720円)、夜は博多らしいものをと思いつつ、ラーメンじゃないしなあ、と謎に「やゆよ」でアナゴ丼をいただきました。
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