プラハでタトラカーを撮影する!

ヨーロッパ

2026年3月27-29日(金-日)、プラハのトラムを撮影に訪れました。金曜はParis Beauvais 16:50発、Prague 18:35着のRyan Air。890キロ往復、€111.03 (\21,460)と割安感はあるのですが、パリの茨城空港と揶揄されるBeauvaisまでバスで約1時間半、往復€30(ほぼ\6K)かかります。ちなみにこの空港、茨城空港の方が見たら「こんなんと一緒にするな!」と怒るのではないかと思うくらいショボいです。

さて、プラハ空港の自販機で24時間券(150CZK=\1,161)を買ってバス~地下鉄にて市内へ、このあたりが中心かしら?と適当にMustekで降りて地上へ上がってほどなくすると、

早速登場! 少し歩いてみますが、

新型に交じってまずまずの頻度で丸タトラが現れます。

宿まで歩けそうな距離なので、トラムに沿って向かいます。

教会バック、撮っちゃうんですよねぇ。(Photo 1) 右は、

知ってる人は「おっ!」ってなる教習車。撮ってる時は知らなかったのであっさりスルー。

今回も一泊約\3Kのホステルに連泊。ベッドはまともながら、本質的に快適とは言い難い。カーテンは無いし、音を立てないように配慮する人は少ないし、ロッカーは南京錠を持参する必要があるし(界隈では常識でしょうが)、何より洗面台とトイレとシャワーが一区画で数も少ないのが致命的。

それでも夜は明け、翌朝。少し歩いた区間は、

(左)角タトラしか現れないっぽいので、地下鉄でカレル橋の方へ(上右)。

地下鉄がめっちゃ深い、ってのと、カレル橋行くなら早朝がオススメ(昼は観光客でイモ洗い状態)という、どうでもいい写真。

北側に歩いて、チョー有名な、(Photo 2)

プラハ城バックを。有名撮影地って、意外に写真の上手いヘタが出る気がします。アガリ見てイマイチで笑っちゃいました。

有名じゃない場所を探して撮るのが信条なので、見ている限りタトラ率が高そうな5番

の端(南西)まで乗ってみます。ラッピング広告車、少ないけど、パラパラいるようです。

終点の手前で下車。40分ほど要した気がします。市電というよりは、

宅地開発中の郊外を行くLRTって感じ。(Photo 3)

市内寄りには最近完成したと思しきマンション群に隣接する停留所が数駅続き、経済成長率が高いことをうかがわせます。その辺りも良さげだったのですが、あちこち見たいので、一旦市内へ戻り、

北側の川沿いへ。(Photo 4)

東側を見に行こうとしたのですが、丸タトラがあまり来ないので、

いや角もいいけどやっぱ丸でしょ、と呟きながらアジア飯の昼食を済ませ、2番の北西の端を目指します。

ちょっと東側の香りがするような。

2番はほとんどT3R.PLF(2005年以降車体新造+T3の機器流用で製造された部分低床車)の単行で、

T3R.Pはやや珍しめ。

ところで監視社会の日本ではNGでしょうが、

手を振ってくださったり、ポーズを撮ってくださる運転士の方が多くて、楽しいです。

美人の乗客が写って楽しいのは言わずもがな。

22番・23番の沿線へ転戦するといきなり、

なんかスゴイの来た。2172は1929年製だそうで、阪堺のモ161と同世代ですね。トレーラーが小屋みたいで面白い。42番はヒストリック・ラインと呼ばれ、クラシックな車両だけで運用する観光者向けルートです。24時間券が350 CZK(2,600円)。

西側に歩くと、

23(ノスタルジック・ライン、古いタトラカーが充当される)で角タトラの単行が。これ珍しいんでしょ?と調べたら1991-8年に150両製造されたT6A5で、この一両を除き全車引退。こういうの、ちゃんと残すのが粋ですなあ。

カーブをオラオラと曲がってくるのは

Skoda 15T。2010-17年に250両納入されたもので、いちばん目にする機会が多いかも。裾に向けて広がる独特の顔つきをしています。

23番、さすが古めのタトラがホイホイ来るのでなんだか楽しいです。

一枚目は6892でオリジナルT3(多分)。二・三枚目は8083でT3.M(多分)。

2210は1932年製。

いわゆるミュージアム・カーはピカピカ過ぎてなんかちょっとな、って贅沢な話なんですけど。

22番の西側の奥にコマを進めますが、

是非撮りたい!ってほどの光景も現れず、逆側の東南方面へ向かってみます。

これまたココッて所も無く、珍しく面縦っぽいのを撮って、また市内中心部へ。

右奥は国民劇場。T3R.PVのラッピングとか、T3.Mとか、1915年製351(車齢111年で営業稼働ってすげえな)とか、忙しい。

T3SUCS, 7290に乗って、

左岸(?)のスポットと思しき、Malostranské náměstíへ移動します。

またスゲーの来た。

5002, T1。元祖タトラカー、1952年製。激シブ。

どこにレンズを向けても絵になる、

プラハもすごいがタトラもすごい。

有名な、

ガントレットです。

戦前製の旧型車はさすがに絵になるけど、

現行のT3R.PLFも充分ステキ。

もっともブルーな時間はこんな。

蒼い時間は長く続かず、ほどなく真っ暗に。

20時。そろそろ帰りましょか。

翌朝。宿の前。夏時間に切り替わったばかり。

前からのを撮りたかったのに、

照明は落ちるわ新型やわ。

勾配区間へ。

クルマが少なそうな早朝を狙って来たのは、

まあまあ正解だったと思います。

ここは晴れで撮りたいもんですが、

ほぼ南を向いているので、晴れたなりに影とか難しいんだろうなあ。

噓でしょ?みたいなヘアピンカーブを曲がって上がってきます。

日本の路面電車にこんな所は無いんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょ?

後方からヘンチクリンなのが来たけど間に合わず。

タトラT2R、6004。これはちゃんと撮りたい。

7188, T3SUCS。150周年記念塗装。

T2Rが戻ってくるまで、適当に来たものを撮ります。

来ました。

独特の顔つきですねー。とぼけた表情で大変よろしい。好き。

2番の南を見に行きます。モルダウ川に沿って走るのですが(訪問日は何らかの理由でルート変更されていたようで、本来はここは通らないようです)、

川を入れて撮れる場所はなかなか見つからず。この天気ですし、

プラハ15:55→パリ Beauvais 17:40の便で帰るので、市内中心に戻り、偶然来たヒストリック・ラインを撮って、

お開きとしました。

エックスで界隈の大御所が、プラハの丸トラムの良いところは中身をアップデートしながら外観を長年において維持していること、みたいなことを書かれていたのですが、本当にその通りだと思います。派手過ぎず、曇りでも沈まない上品なカラーリングはとても好ましい。

丸タトラ全般を狙っての初訪問、23は確実、2や22も高確率で撮れることはよくわかりましたが、その他の路線にはランダムに投入されているようです(一方で新型しか入らない路線もあると思われます)。加えてウィキによると総延長が144キロもあるそうですから、沿線の雰囲気を掴むのにも時間がかかるわけで、手強いとでも申しましょうか、2日程度の滞在では気に入った写真は残せなかった感じがします。他の都市も行きたいけど、やっぱ再訪すっかー、などと考えながら帰路に就きました。

フルスクリーン表示

地図下のAll Layersのドロップダウンリストで特定路線だけを図示できます。

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