2024年2月18日(日)、前日に続きばたでんを訪問します。飛行機を予約した当初はやくもに2日費やすつもりだったのですが、
人出が多い上に初心者なので結局定番で撮る vs 自由気ままに撮る
のどっち? そりゃ、ばたでんを撮る方が楽しかろう、という結論になりまして。
前日と同じ列車で米子からの始発で松江5:50着。5:51/52の紫やくもを撮ってから、足の痛みが引かないので、タクシーで松江しんじ湖温泉駅へ向かおうとしますが、待機ゼロで全然来ない! やっと一台来たのは6:12、「6:19の電車乗れますかねぇ?」「ギリギリだねえ、どうかなあ」と言いながらトライしてもらい、\1,100を投げるように渡して、ダッシュで改札へ!ヨカッタまだ発車してない!でも改札が締まってる!「すみませーん!」と声を出そうと思った瞬間、無情にも電車は静かに発車してゆきました。
ということで、軽い失意のまま6:49発の二番電車に乗り、布崎下車で鉄橋シルエットから始めます。
有名な直線区間へ。
本当にいつどの角度から見てもカッコイイ電車だぜ!
食事中のカモたちを入れて撮ってみましたが、
絵的にはパッとしないですね。最初はもっと手前に群がってたのですが、近づくに連れソロリそろりと離れてしまいました。
5009の後追い。「しまねの木」カンを外すと、だいぶ印象が変わりそうですよね。
この列車の時には、「やくも」からの転戦組と思しきクルマのグループが複数。
ばたでんカラー、その風景に映えること、国鉄色に負けず劣らずです。
布崎駅へ戻ります。見応え充分な布崎変電所。昭和2年竣工、いまだ現役っちゅうからスゴイ。国指定文化財等、登録有形文化財(建造物)。
二日連続の快晴でご機嫌ですが、残念なのは本日の運用車両が昨日と全く同じことで、少し期待した、2103+2113と5010+5110は、今日も雲州平田でお休みでした。
出雲大社駅まで乗車。
デハニをこのように見事な状態で保存されているのって、素晴らしいとしか言いようがありません。
駅チカの有名な鉄橋へ。
小舟を写し込んだ写真を見ますが、現在下流側をせき止めて道路の橋を工事しているため、小舟はどこかに疎開中と想像されます。
今日も昼食はおにぎりビール定食。気を抜いて駅脇のベンチで美味しくいただいていたら、2101の入線を撮り逃してしまいました。
この駅がねぇ、シブイんですよねぇ。
出ていくのを撮りますが、
風が出てきてしまい、水鏡にはならず。
しまねっこラッピング。一般の方々には人気のようです。
踏切から眺める出雲大社駅。体育館のようなドームが実は駅舎で、
これがフツーではなく、
おっさんのワタシでも「うわぁー!」ってなります。出札口が現役なのも凄すぎ。昭和5年竣工、登録有形文化財、近代化産業遺産。
7000系特急の到着です。
前日もそうでしたが、お昼前後の出雲市→出雲大社は結構なお客さんの数なんですよね。ばたでんの強みだと思います。7000系は2016年導入の自社発注車で4両が在籍、2024年度以降の増備で2100系や5100系を置き換えてゆくようです。
美談(みだみ)下車。
旅伏(たぶし)寄りで
一本撮って、伊野灘へ。が、
布崎へ戻ることに。今日の午後はカッコイイ2100系が一本だけなので、そいつをどうやって撮ろうかと思案しながら行ったり来たりしているわけです。そんなことが出来るのはもちろん、電鉄俱楽部様のダイヤのお陰。二日に渡り活用させていただきましたが、おや?ということは一度もなく、完璧でした。
後追いですが、湖遊館新駅寄りの大きなカーブで。
布崎の集落はちょっと雰囲気があって面白いです。
ラストは昨日朝に撮った宍道湖バックへ。
側面の光線が弱いとか、そもそも車両背後の建物(建設現場の休憩所)が邪魔とかありますが、晴れて冠雪の大山がこれだけ写れば、まあオッケーでしょ。
真横アングルは、四季を通じて楽しめそうですね。
こちらでは関西からの電車鉄お一人様とご一緒しました。サイコロきっぷで出雲市が出たので「やくも」に乗って、撮って、ついでにばたでんを、ってことでした。
これにて撮影終了。湖遊館新駅17:28ー18:00松江しんじ湖温泉、バスで松江駅に出て駅ビルで夕食、駅前19:10発の空港連絡バスで19:55米子鬼太郎空港着、20:45-(NH390)-22:05羽田で帰還しました。
帰途に就く電車の中。
部活の試合帰りらしい中学生が爆睡する車窓には、息を呑むように美しい宍道湖の夕景が広がっていました。
また行きたいなあ、ばたでん。でも遠いんだよなあ。
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